ある日突然、一本の電話がかかって来ました。
「あのー、ちょっと本を作りたいと思っているんだけど・・・。できる?」
って感じから始まりました。
「どんな本かもわからないので一度詳しいお話聞かせていただいてよろしいでしょうか?」
話を聞いてその本は、亡き奥様のための追悼集だということがわかりました。
内容は、今までの苦楽を共にしてきた思い出の写真を集めた写真集と友人からいただいた数多くの手紙を載せるというもの。
お客さんからとにかくいい物を作りたい。という熱いご要望もあり、今回はライターを入れて筆耕から行いました。
ライターさんの取材に立ち会い、本当に幸せなご夫婦だなってつくづく感じさせられました。
本のタイトルは、奥様の好きだった「矢車草」というタイトルです。
こういう人の人生に関わる仕事って楽しいなってつくづく感じさせていただきました。
ありがとうございました。