パンフレットを作りたいという方へ

パンフレットの作成において、どの段階から当社が関わるかによって費用が変わってきますので価格の安い順に説明します。

  1. データはあるので印刷・製本だけしてほしい。
  2. 掲載したい内容・原稿・写真などの素材・だいたいのレイアウトは決まっているのでデザインからお願いしたい。
  3. 写真や記事などは提供できるけど誌面をどういう構成にするか提案してほしい。
  4. 写真などの素材は提供するので誌面構成・デザイン・記事の内容などを提案してほしい。
  5. 伝えたい内容は用意するので誌面構成・デザイン・写真・記事などを提案してほしい。
  6. まったく何もないのでとりあえず全部提案してほしい。

以下に制作の流れを大磯屋さんのパンフレット制作を元にご紹介します。

まずは、ヒアリング

誰に何を伝え、どう動いてほしいのかを一緒に考えます。大磯屋さんの場合はスーパーやネットで大磯屋さんの麺を購入した人にもっといろんな調理方法があることを伝え、それによって焼そばだけでなく他の料理にも使っていただき、麺を買う回数を上げてほしい。という事です。

これをやらずにどこかのパンフレットを引っ張り出してきて「こんなの作りたい、こんなの作ろうかと思うけど・・・」って話して、制作会社や印刷会社がそのまま制作して納品しちゃうケースが意外と多いです。目的によってその表現方法はまちまちです。

どういう媒体を使い、どう表現するか

ターゲットとやることが決まったら、その人たちに伝わり、行動してもらうための媒体を考えます。この段階でいきなり印刷会社だからといって印刷物を進めることはありません。

今回の場合はいろんなレシピを伝える事によって麺そのものの回転率を上げるということなので答えは明白です。レシピ集を作って配るだけ。

媒体が決まれば、それを効率的に配布する場所はどこがいいのか? その場所に置くにはどういうサイズがいいのかなどが決まって。どれだけの情報を載せるのかなどが決まってきます。

この段階で大方の制作物の概要が見えて、やっと概算の見積が提出できます。

撮影とデザイン

見積を承認していただいたら、制作に移ります。通常はこの段階から制作担当が入るのですが当社は打ち合わせしたその人が制作します。というか撮影もします。ので見積段階で頭の中にすでに案が出来ています。

そのだいたいの案を伝えた上で、撮影に挑み、誌面を制作していきます。

ひとりで仕事をするということは、自分の頭の中で完結できるので考えをすりあわせる必要がありません。撮影するときもこんな写真がここにほしいというのが頭に入っているのでとても仕事がしやすいです。

「こんなパンフレットが作りたいんだけど」、という相談からでなく「こういうことがしたいんだけど」という相談をされた方が考える側に自由度が生まれ、アドバイスの幅が広がります。