ダイゼンキャップ、トビハゼキャップ制作しました。

名古屋の藤前干潟ふれあい事業の一環で、ペーパキャップの制作をご依頼いただきました。藤前干潟に生息する生き物のキャップ作りを通じて、藤前干潟の自然環境への関心を高めたいというものでした。

ペーパーキャップ第1弾 ダイゼンキャップ

キャップのモチーフは、干潟に生息している「ダイゼン」という鳥です。主に魚のペーパーキャップを作っていたので、鳥のキャップは初の試みでした。鳥ですので、やはり「くちばし」と「つばさ」をできるだけしっかりと特徴を出すようにしました。ダイゼンは、夏羽と冬羽で大きく雰囲気がちがいます。夏羽は全体に茶色く、冬羽は、モノトーンのコントラストが個性的です。キャップでは冬羽のダイゼンを作りました。ダイゼンらしい模様、ディフォルメ感を出すため苦労しました。

もう終了していますが、あおなみウオークコラボイベントなどでもご利用いただきました。>>(あおなみウオークコラボイベント


ペーパーキャップ第2弾 トビハゼキャップ

干潟の生物といって忘れてはいけないのが、なんといっても「トビハゼ」ですね。有明海のムツゴロウは有名ですが、藤前干潟にもトビハゼは生息しています。

前回のダイゼンキャップがモノトーンでかっこいい男の子向けな感じになったので、第2段は、かわいらしい女の子向けのようなテイストでということになりました。トビハゼ自体、目がまるく、胸ビレをつかって移動する様はとてもキュートです。

ペーパーキャップのフォルムは、ダイゼンキャップが尖っているのにたいして、トビハゼは丸みを活かす。色は、暖色系でとデザインコンセプトはわりと順調に進みました。しかし、ハゼの目玉は飛び出ています。この目玉は、今までのくっつけるやり方では出来ないぞと、思案しました。ちょうど型抜きでの制作もある程度できるようになってきましたので、はめ込み式にしてみました。

トビハゼ キャップのラブリーな正面

こちらも終了しているイベントですが、ワークショップなどでご利用いただきました。ありがとうございました。

>>(環境省WEBサイト アクティブ・レンジャー日記 [中部地区] レンジャー写真展&ワークショップ開催@イオンスタイル名古屋茶屋店 ペーパーキャップづくりワークショップ)