楽しい人たちと楽しく仕事がしたい。楽しいところに人が集まり、人が集まるところにビジネスが生まれる

見た目とのギャップ

僕も45歳になって普通の会社なら中堅どころで働いている年齢です。そんな僕ですが、今はふざけたヘアスタイルをして、ふざけた名刺を持って打ち合わせにでかけるという営業スタイルで商売しています。

ちなみに配っている名刺はこれです。飛んでたり、サングラスしてたりとまったくふざけた名刺ですが、今までこれを渡して怒られた事はありません。逆に会話が弾みますし、初対面という壁を壊して話をできるし、はじめからこういう人だと思われると敷居も下がります。

ぼくが大切にしていること

そんな僕が大切にしていることが4つあります。

普段の格好や対応・会話はOFFでも実際の業務はONにする。
結局、お客様が求めているのは「きっちり仕事をこなしてくれればいい。」さらには「期待以上の仕事をしてくれればいい」わけで担当者の身だしなみとか対応とかはファーストインプレッションで重要になるだけで、そんなに重要な要素ではないと思っています。
そもそも自ら営業して仕事を得ているわけでなく、ほとんどの場合が紹介によるものなのでどんな仕事をしているのか・どんな人なのかは事前にホームページやブログで知っている方が多いです。

ぼくのブログやインスタグラムでは遊んでいる投稿がほとんどです。でもただ遊んでいる訳ではなく、何かの習得に向かって費やしている時間を掲載しています。

ぼくが思うに、物事にはすべて真理(理念・思想・物理・心理など)が存在し、その真理を究めることによって上達すると考えています。
そして、1つのものを極めて上を目指すのではなく、2流・3流・初心者でもいいから色んな物や事を経験し、そのスキルのかけ算によって新たな分野を生み出したりできればいいなって思っています。
このことは、あの堀江貴文(ホリエモン)さんも「多動力」という本の中で言及しています。

こんな言い方ややり方はよくないかもしれませんが、「与えたえられたら、きちんと返したいし、与えたらきちんと返す人間でいたいし、そういう事を実践してくれる人と関わりたい」
ぼくは、よくおごりますし、仕事でもちょっとした事だったら「いいよ。いいよ。そんなの」って言います。
ただ、これをすべての人に言っているわけではなく「GIVE & TAKE」の精神を持っている方にそうしています。
この考え方をするようになってから仕事がうんと楽になりました。

それまでは、何も考えずにひたすらまっとうなやり方(きちんと仕事した分はいただき、それ以外はしない。または追加料金をきちんといただく)をしていましたが、関係性が発展しない。

日本には昔から義理・人情という言葉があるように、与えられた恩は返すという習慣があるので、ちょっとの細かい事ならという方針に変えました。そうしたら、与えた分だけ、というか与えたもの以上の事が自然に返ってくるようになり、とても良好な関係が築けるという事に気づきました。

ただし、これは相手を選ぶ必要があり、与えても返してくれない人、官公庁のように返す事ができない組織などにこのやり方は不向きなのでそこは今まで通りシビアに対応するようにしています。

ガツガツやっていた頃の自分は仕事を楽しむという感覚がまったくありませんでした。仕事は仕事。儲けてなんぼ。なんて考えでやっていたので、どんな仕事でもこなしていく。という感じでした。

しかし、ある時に「遊びのような仕事。仕事のような遊び」という言葉を聞き、なるほど・・。仕事はいやいややるけど遊びには夢中になる。遊びのような仕事ができればどんだけ幸せかって思いました。

ただ、遊びを仕事にすぐ置き換えることはできないので仕事の中に遊びの要素をもっと盛り込んで行こう。打ち合わせの会話でも仕事の話ばかりするのではなく、もっともっと楽しい会話や空間ができるように心がけよう。って思うようになり実践しました。

そうしたら、逆に人が集まり、仕事も集まって来たのです。この時に思った事が「楽しいところに人は集まり、人が集まるところビジネスが生まれる」そう実感しました。

私たちの営業スタイル

お客様に応じて対応を変えるというやり方は、世間一般的にはいい捉えられ方をされません。しかし、企業として限りある時間と資源を有効活用したいと考えていますので、よくしていただけるお客様によりよいサービスの提供がしたい。

うすっぺらい関係でなく、より深く繋がっていきたいと考えています。

なんでもかんでも価格競争にするやり方でなく、昔の日本の商店街のように心と心が繋がった商売ができたらもっといい経済になるんだろうなって思っています。