よくある質問

見積もりについて

当社では製版データの運用をPDF形式のデータで行います。ワードやエクセル、一太郎といったオフィスソフトのデータそのままではずれや化けが発生しますのでPDF形式に変換して入稿していただくことにより完成データとして入稿いただけます。イラストレータやインデザイン等もPDF形式に変換して入稿していただけると助かります。※PDFは変換設定が色々ありますので印刷用のPDFを作成してください。

基準の価格設定を抑えるために校正はオプション対応とさせていただいています。

見積もり依頼フォームに詳細を記載して見積もり依頼をお願いします。

印刷について

オンデマンド印刷は、トナーベースのレーザープリンタの業務版です。版を生成しないので基本料金はかかりませんが1枚ずつにカウンタ料金が発生するため部数が多くなると高くなります。
オフセット印刷は、一般的な印刷用インキを使用した印刷方式で版を生成し、いったん版胴に転写してから印刷用紙に転写します。トナーやインクジェットに比べインキが安価なのと非常に高速で高品質な印刷が可能です。
しかし、版を有するための最低料金が必要となるため極少部数では割高になります。

版の生成の際に高解像度でデータ処理を行いますので、複雑なグラフィックが入ったデータは印刷できない場合がございます。
また、基本的にPDFにて運用を行いますのでPDF化できないデータも印刷できません。

私たちの目で見た場合はオフセット印刷に比べると歴然とした違いがありますが、一般の方はそれほど気になさらない方も多いです。あと紙に熱処理しますので紙の乾燥により波打ちが起きたりします。表裏の印刷位置もオフセット印刷のようにぴったり合いません。

オンデマンド印刷は無版方式ですので1部からでも可能ですが、割高になります。
一般的にカラーの場合は50部から300部くらいの間、モノクロの場合は100部くらいまでがお値打ちでそれ以上の場合はオフセット印刷の方がお値打ちになります。

レーザープリンタ同様に熱処理をしますので、薄い紙ではシワが入ります。また、和紙やファンシーペーパーなどのでこぼこがある紙にも印刷できません。
コート紙・マット紙などの塗工紙には印刷可能です。

当社ではモノクロ印刷において予算と品質に合わせて3種類の印刷方式を用意しております。

  オフセット印刷(高精細) オフセット印刷(低価格) オンデマンド印刷
方  式 オフセット印刷(印刷インキ使用) オフセット印刷(印刷インキ使用) オンデマンド印刷(トナー使用)
版  材 アルミ版 紙版(ピンクマスター) なし
品  質 2540dpi 最高200線 1200dpi 120線 600dpi レーザープリンタ品質
最適部数 1000部以上 〜1000部 〜100部
印刷できる紙 ほとんどのオフセット印刷用紙に対応 上質紙などの非塗工紙 上質紙/マット紙/コート紙 表面がでこぼこしたファンシーペーパーや和紙/薄紙等は不可
特  徴 水との親和性がよく高品質で1版で10万通しまで可能 版材が安い 版を有しないため内容の一部を変えながら印刷する可変印刷が可能 トナーのため乾燥時間が必要ない

紙版は版コストも安いですが、印刷工程において印刷機に自動で給版することが可能なため印刷前工程が大幅に短縮できます。その反面、印刷においてそれなりの制限が加わります。



1.上質紙のみの対応
2.ベタ部分が多い印刷物には不向き
3.版の耐久性は2000部くらいまで
4.網パーセント10%以下または85%以上は正常に再現できない

製本について

どんな製本方式がありますか?

「ほんだ」では一般的で安価な製本方式として無線とじ製本(並製本・くるみ製本)と中綴じ製本を採用しています。
その他の製本は、「本造」との組み合わせで対応可能です。

並製本(無線とじ)


雑誌等でも使用されている、最も一般的な無線とじ製本。

中とじ製本(針金とじ)


中央を針金2カ所で綴じる中綴じ。
もっとも安価ですが、ページ数に制限があります。また、総ページが4で割り切れる必要があります。